環境化学科

 

科目(1~3年)

教科 科  目 教科 科  目
国語 ・国語総合 工   業 ・工業技術基礎
  ・現代文B ・課題研究
地理歴史 ・世界史A ・実習
  ・地理 A ・情報技術基礎
公民 ・現代社会 ・工業化学
数学 ・数学 Ⅰ ・化学工学
  ・数学 Ⅱ ・地球環境化学
  ・数学 A  
理科 ・科学と人間生活  
  ・物理基礎
保健体育 ・体育
  ・保健

専門科目の学習内容
科目 学習内容
地球環境化学 当科の最も大切な科目。主に水質を中心に、環境全般を広く学ぶ。
水質汚濁対策について基礎から学び、公害防止管理者試験対策にも備える。
工業化学 当科の基本的な科目。物質の基本性質から応用まで、化学全般を学ぶ。
化学工学 主に、化学工場の工程を理解する上で大切なエネルギーの流れなどについて深く学ぶ。
情報技術基礎 情報技術に関する基礎的な知識を学ぶ。後半では、実際にパソコンも使用する。

資格取得


危険物取扱者試験(乙種1類~6類、甲種)
消防法により、危険性のある物質の取扱いの作業や立会を行うための資格。
  ※化学系の学生ならば必ず取得しておきたい資格であり、工業系のあらゆる職場で必要とされる。

公害防止管理者
公害発生の防止、技術的改善措置などの業務を行う資格。
  ※難関資格ではあるが、努力と熱意があれば取得可能。

毒物・劇物取扱責任者
在学中での専門の取得単位数が、条件(合計30単位以上)を満たしていれば、
卒業後、(企業側からの要請があれば)申請により、無試験で取得できる。


ジュニアマイスター制度
取得した資格や検定、工業技術系のコンテストへの参加を点数化して規定に達した者に『ゴールド』・『シルバー』といった称号が授与される。
 ※高校時代、専門の学問を一生懸命勉強した証になります。実業高校へ進んで良かったと思えるように、頑張って『ゴールド』を目指してみましょう! 

進路先(令和5年度)

<進学>  

神奈川大学
城西大学
東北学院大学
東北工業大学
東日本国際大学
福島学院大学

 

福島県立テクノアカデミー浜職業能力開発校
山形県立農林大学校
SENDAI中央理容美容専門学校
専門学校東北動物看護学院
 <就職>  
(株)アルテッツ
NECプラットフォームズ(株)
荏原環境プラント(株)
(株)荏原風力機械
(株)大須賀企画ビルド
(株)クラシマ
ジーエルサイエンス(株)
(株)シグマ 会津工場
(株)ジャペックスパイプライン
信越化学工業(株)
東京応化工業(株)
東北日東工器(株)
(株)ニチノーサービス
日東紡績(株) 福島工場
NITTOKU(株)
日本ドライケミカル(株)
二本松NOK(株)
福島ガス(株)
福島太陽誘電(株)
(株)ヤクルト本社 福島工場
九興総合設備(株)
古賀オール(株)
(株)SUBARU 航空宇宙カンパニー
   
   
   
 
 
 
ブログ

環境化学科ブログ

ものづくりコンテスト県大会(化学分析部門)に向けて練習中

10月10日(木)から開催される「高校生ものづくりコンテスト(化学分析部門)」福島県大会に向けて練習しています。

課題は、「キレート滴定法により試料水(2種類)のカルシウム及びマグネシウムの定量を行い、
試料水の各硬度を求め測定結果報告書を提出する」。
2時間半の時間で、「作業態度・技術度・完成度・結果報告書」について競うものです。

練習中 練習中「硬度分析の際の色の判断が難しいので、時間や部屋の中の位置を変えて練習している」と話してくれました。


2年生2名は、毎日放課後に頑張っています。

[環境化学科]2/6放射線についてのセミナーを受講しました

2月6日、2年生が放射線リスコミセンターの協力の下、セミナーを実施しました。

1時間目の講義では、原発事故の概要や放射線の基礎、放射線は身近にあることについて説明を受けました。
2時間目の実習では、実際にサーベイメーターで身の回りのものの放射線量を測定しました。
その後マントルを使っての測定で、「離れる」「物で遮る」「近くにいる時間を短くする」ことで放射線が減ることを確認しました。

講義受講 サーベイメーターによる測定

 

 

 

 

 

 

 

生徒からは

「原発事故の原因や被害について詳細に学んだのは初めてだった。後世に伝えていきたい」
「普段使えない機器を使って自分で測定したことで、放射線について分かりやすく理解できた」
「校庭の土より精製塩の方が放射線量が高いのに驚いた」
「風評被害と闘ってくれた人たちのおかげで今がある。これからは私も頑張りたい」
「遮ることで放射線を避けられると学び、震災当時に外では長袖を着るよう言ってくれた両親は、守っていてくれたんだと気付いた」
等の感想が聞かれました。

[環境化学科]12/15課題研究発表会

年に1回の課題研究発表会を行いました。
環境化学科の3年生が2~5名のグループに分かれ、4月から進めてきた研究について発表するものです。

生徒からは「うまくいかないこともあり苦労したが、達成感があった」などの言葉が聞かれました。

順に発表する生徒 スライドを使って説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーマは以下のとおり。
・ダイラタンシー現象~ダイラタント流体の強度測定~
・3Dプリンターで分子モデルを作ろう
・テルミット反応を利用したカイロ作り
・河川調査       ・生分解性プラスチック
・薬品棚の改良     ・粉せっけんの製造
・牡蠣殻の浄化作用   ・身近なもので酸を除去する 
・廃油石けん      ・身近な野菜、果物に関する研究